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2007年6月28日 (木)

わたしの特別な書棚から-専門書紹介-(12)

動物学関係

サメ本のつづき

海と太陽とサメ (1972年)
著者 EUGENIE CLARK
販売元 河出書房新社

かつて日本テレビ系列で、日曜日の7時30分から『知られざる世界』というドキュメンタリー番組をやっていた。ドキュメンタリー好きには、いまでも思い出に残る番組なのではないだろうか。この番組で、サメに関するものとしては、クストー同様に、よくユージニ・クラーク博士が登場していた。サメの研究をしている日本人の血が流れている女性海洋生物学者で、いつか、自分もこういう仕事をしたいものとあこがれの存在だった。本書は博士が専門のひとつ、サメについて、その研究活動についてを一般向けに書かれたもの。もうずいぶん前の本となってしまったが、サメ好きなら基本の一冊であろう。なお、博士の半生をつづったものとしては、自著、『銛を打つ淑女』と

Book サメ博士ジニーの冒険―魚類学者ユージニ・クラーク

著者:エレン・R. バッツ,ジョイス R. シュワルツ
販売元:新宿書房
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がある。前著はさすがに絶版だろうか。

シャーク―人喰い鮫の恐怖 (1976年)
販売元       勁文社
定価(税込)    ¥ 630

これはもろに映画『ジョーズ』のヒットにのって出版された本。ジョーズを意識した日本語タイトルや挿絵を使っているが、内容はサメによる人間への攻撃について、けっこうまじめに書かれている。

鮫の世界 (1976年)
著者 矢野 憲一
販売元    新潮社
定価(税込)   ¥ 788

これはサメの生物学的情報も含まれているが、文化史的面の記述が多い。

サメはほんとうにこわいのか
著者 矢野 憲一,平沢 茂太郎
販売元      講談社
定価(税込)    ¥ 500

これは、児童向けにいろいろなサメのエピソードを集めたもの。

サメの世界 《第2版》 Book サメの世界 《第2版》

著者:文・仲谷 一宏 /写真・中村 庸夫
販売元:データ・ハウス
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これも、どちらかというと児童向けといった感じで、掲載種数も少ないが、歯(顎)の写真ものっていて、おとながちょっと見るには手ごろかも。

考古学関係

縄文再発見―日本海文化の原像 Book 縄文再発見―日本海文化の原像

著者:藤田 富士夫
販売元:大巧社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

生物学から一転、遺跡出土のサメについての記載がある本。日本海沿岸域の縄文文化について書かれたものだが、ヒスイ文化とともにサメ文化という名称を用いて、この地域のサメ漁や交易品としての歯についての一章が設けられている。

考古学において、サメ限定で書かれたものとしては、「遺跡出土のサメの歯について」『考古学雑誌』第70巻第1号(1984年 日本考古学会発行)ぐらいであろうか。タイトルどおり各地の遺跡から出土したサメの歯をまとめたものだが、もちろん現在はさらに出土数は増えている。

 

(13)へつづく

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受信: 2007年7月11日 (水) 13時09分

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