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2007年10月13日 (土)

姉妹ネコ・チャミとキャンディ

「すみれ」のあとの話。

「すみれ」亡きあと、日々が虚となった。

一方では、近所はノラネコ天国。

そこで、裏の駐車場で夜やっているネコの集会をそっと見にいったり、夜中にアパート前で大声をあげているネコの喧嘩を仲裁しにいったりしていた。この喧嘩を止めに行ったとき、去っていくネコと私の足元にとどまるネコがいて、とどまるのは、いつもきまったネコだった。このネコとは、あとでもっと密接につきあうことになるのだけど、それはまだあとの話。

そんなこんなのある日、「やっぱりともに暮らすネコがほしい」と思いつつ道を歩き、あの「すみれ」最期のときに駆けつけた動物病院の前まできたとき、

「子ネコの里親求む」

の張り紙に気がついた。

そこには、白黒の美ネコといったかんじの子と、黒や茶の毛色がごちゃごちゃになってゴミになった毛だまのような子の写真がのっていた。

「この、白黒の子なら」

と思ったときには、わたしは病院の扉をあけていた。

こどもの頃からどっちかというと引っ込み思案で、なかなか積極的行動にでない自分としては、まことに珍しいことであった。そして、自分からネコを求めるのも、初めてのことであった。

受付に、獣医さん自身がいた。「なにか」というので、

「張り紙のネコのみとで」と応えると、

「里親希望ですか。いま、張り紙したばかりなのに、これは早い。で、どっちの子?」と、目を丸くしていう。

わたしは、「白黒」とだけ口にした。

獣医さんは「では、飼い主さんに連絡を」といって電話をかけたが、すぐに受話器を置いて笑っていった。

「なんか、すごくタイミングがいいな。飼い主さん、子ネコ2匹も連れて、いまこっちへ来るようですよ」

この飼い主さんのところにいる親ネコは、これまでに何度も子を産んで、高齢になって産んだ今度の2匹を最後にするため、これから避妊手術を受けるのだそうだ。

そんな話を聞いてるうちに、飼い主さんがかごをもって入ってきた。獣医さんが説明をすると、飼い主さんは手にしていた買い物かごをわたしに見せた。ちっちゃなネコが、そのなかでもぞもぞしている。飼い主さんは、頭を下げていった。

「仲のいい子なんです。できれば、一緒に飼ってもらえるといいんですが」

わたしは、即答で「はい」といった。そして、かごごと受け取った。とんとん拍子。その後、数分後には、2匹はわたしの部屋でうろちょろしていた。

「やっぱりネコがほしい」と思ってから、あっと言う間のことだった。あまりの成り行きの早さに、動物病院にいながら、その場にいた獣医さんも、「まずは、健康診断を」というのを忘れたのだろう。こっちも、すっかり忘れていた。

これが、わがペット人生新展開の、スタートだった。 

この2匹、名前をチャミとキャンディとした。

2

少し毛並みの整った状態のチャミ(左)とキャンディ(右)

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コメント

こんばんは、お邪魔します。

過去ログは時間が無いので飛ばし読みしてしまいましたが、猫も犬も他の生きものも物言わずして沢山の事を教えてくれ、また大事に育てられてるペットは優しさと思いやりの波動を知らずして発して居ます、それはそのまま高波動ですから、悪い氣を退ける、つまり存在そのものが癒しであり護りでもありますね。

実は私の家にも拾った茶トラ♂二匹が居ます、現在11年ですから人間年令だとかなり歳です、でもボテ猫ながら元気一杯!

有り難い事です。

言葉は通じずですが人間の雰囲気(喜怒哀楽の波動)はちゃんと感じていて、ひどく気落ちして居る時などは顔を見上げながら猫招きして心配してくれますから。

あっ、そう言えば先生宅のマダラ猫?
じゃありませんが飼っている片方は子猫の時はそれはもう不細工でして、しかも近づくと“フゥ〜”と怒ってました、でも波動高い氣で「大丈夫だよ」と包んであげたら百八十度反転、凄い懐き様で、顔つきも不細工から穏やかに。

と、すいません、眠気で集中力が持ちません。

また来ます、おやすみなさい。

投稿: タナトス | 2007年10月15日 (月) 00時01分

こんばんは、改めて自ログを読むと何が言いたいんだか、お恥ずかしい(^^;

私も猫を飼っていて、事故に遭われたコ等も含めて、察するところ有りって事で一つm(__)m

因みに、過去に野良犬のコを20匹程里親探した事もありました(^^ゞ

先生と子猫達の巡り合わせは、先生とっての意味と猫達の役割、相互に混在するんでしょうね、動物にも草木水空気et、見る事聞く事生きて体験する総てが教えなんでしょうね、嬉しい事も悲しい事も毎日が幸せに気付かせてくれる為のミッション、有り難いですね。

投稿: タナトス | 2007年10月17日 (水) 23時54分

一度、ペットのぬくもりを覚えてしまうと、居なくなった時の
淋しさ、ぽっかりと穴が開いてしまったような、
たまらないものがあります。
我が家の犬、猫の始まりも長男が拾ってきた猫から始まりました
一匹だけ引き取るより、兄弟二匹一緒が、遊び相手が居て
育てやすいかもしれませんね。

これからのチャミとキャンディの成長していく様子を楽しみに
しています。
お体の方は良くなられましたか?

投稿: ひめちゃんママ | 2007年10月19日 (金) 00時37分

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