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2007年11月11日 (日)

キャンディ早逝

キャンディのはなし。

小さな台風で活気にあふれた日々になって、まもないころ。

夕方、外出先から帰宅したわたしがみたのは、お風呂場前でうずくまるキャンディの姿。

それまでも、チャミと騒ぎ疲れると、さっさとひとりで寝てしまうキャンディだったので、最初はまたかと思っただけだった。しかし、室内にはいると、床に黄色い吐瀉物が。

チャミは元気。頭に警告音がなりひびいた。

今回こそは、すぐにキャンディを獣医さんに連れて行った。

診断は、伝染性腹膜炎。FIPというやつだ。ネコにとっては、致死率の高いおそろしい病気のひとつ。うちにきたときには、すでに親ネコ経由で感染していたのだろうという。キャンディは即刻入院。チャミにも要注意ということで、いったんわたしは家にかえった。

この病気は、致死率が高い一方、ネコによっては、風邪ぐらいの症状ですむ場合もあるという。

キャンディは、助からなかった。獣医さんからの呼び出しでかけつけてみると、キャンディの意識はもうなく、機械によって延命しているだけ、体はガタガタと激しく痙攣していた。

「楽にしてあげましょう」

獣医さんにいわれる前に、もうそれしかないとわかっていた。あまりにも可哀想な姿だった。

わたしは一度キャンディを抱きしめ、わかれを告げた。

最期の一瞬までそばにいたかったが、獣医さんから「研究のために解剖をしたい。よければ、あとは火葬まで含めてまかせてほしい」といわれ、世の中の多くのネコのためになるならと、解剖を了承するとともに病院をあとにした。それ以上、その場にいてはいけないような雰囲気だった。キャンディとの、わずかな思い出だけがあとにのこる。

あまりにもはやい、キャンディとの別れだった。最初にわたしの目をひいたきれいな子。今後の生活を楽しみにしていたのに。

のこったのは、小さくて痩せで毛並みがわるく、そのくせ、かなりなお転婆ネコのチャミ。

みてくれがわるくても、がさつで、暴れんぼうでも、もうチャミもかけがえのない相棒だった。

キャンディが、自分の姿を惹きつけ役にして、わたしのもとへ連れてきたような子。

チャミは皮膚が弱く、その後もしょっちゅう獣医さんのお世話になったが、伝染性腹膜炎にはつよかった。ちょっとくしゃみをする風邪程度の症状ですんでしまった。

キャンディはいなくなってしまったが、このチャミが、今後、つぎつぎと仲間をよびこむことになる。

Photo

記憶では、ずっと子ネコのままのキャンディ。

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コメント

キャンディちゃん・・・そうでしたか。
可哀想なことでしたね(涙)
兄弟で引き取ってもらい!短い時間でもチャミちゃんと
楽しく暮らせて幸せだったと思います。
ネコちゃんにも怖い病気があるんですね!?
チャミちゃんが仲間をよびこむ!と言うより
芝田さんに吸い寄せられるのかも、しれませんね。
パグ絵の事うれしいお返事、ありがとうございました。

投稿: ひめちゃんママ | 2007年11月11日 (日) 23時31分

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